アダルトチルドレンとは

※この記事は、すでにアダルトチルドレンという言葉についてある程度知っている方向けです。
初めて聞いた!よくわからない!という方は、<アダルトチルドレンとは2>で詳しく説明していますのでよろしければどうぞ!


アダルトチルドレンについては、
今ではインターネット上にたくさんの情報がありますね。

私から見ると、その多くが
「間違ってはいないけど、誤解を生みそう」
というものです。

そこでありがちな誤解を、まず解いておきますね。

●アダルトチルドレンとは、病名ではありません。

●アダルトチルドレンとは、障がいではありません。

●アダルトチルドレンとは、周りが決めるものではありません。
「こういう人はアダルトチルドレンで、こういう人は違う」
という診断基準はありません。

では、アダルトチルドレンとは、なんでしょう。

実のところ、「アダルトチルドレン」というのはツールなのです。
ツール、つまり道具、方法とでもいいましょうか。
人によって、捉え方も違えば、使い方も違うのです。

なんのツールかというと・・・
「生きづらさを、どうにかするためのツール」です。

もっと言えば、
「生きづらさを、どうにかするために」、
「自分で自分を癒す」ためのツール
です。

ということで。
ちょっとわかりにくいと思いますので
私にとっての捉え方、使い方を例にとってお話ししたいのですが、
その前に、ちょっと基本的な本の紹介。

定義や例など、基本的な情報については、
専門書をお読みいただくのがやはり一番です。
じっくり読んで、自分なりの「アダルトチルドレン」という言葉の捉え方を、
落としどころを、探していただきたいと思います。

私が最初に読んだのは、『アダルトチルドレン・マザー』でした。
母と娘の関係を中心に書かれており、
今まで誰にも共感してもらえなかったことが
たくさん書いてあって、泣きました。

特に、恵まれた家庭で育ったのに、家族が苦手。私は贅沢で、わがままな悪い子。」
そういう方に是非読んでいただきたいです。

怒ってよかったんだ、恨んでよかったんだ、誰がなんと言おうと私はつらかったんだ、
と、自分の気持ちを認めてあげる第一歩となると思います。

子どもからみた母親、という視点ですので、子育て中の方にも、おすすめです。

 

 

それから、「アダルトチルドレン」の概念をちょっぴりかじった私が
次に読んだのがこの2冊です。

 

 

 

感想は、ちょっと難しかったかな・・・。
個人的には、『アダルトチルドレン・マザー』が読みやすかったです。

「アダルトチルドレン」の概念(というツール)を使って、
自分を癒す作業に取り組んでみたい!!
という方は、
この学陽書房のシリーズをまずは読み込むと参考になると思います。

でもね・・・。

ここからが、私の捉え方、使い方ってところになるんですが。

アダルトチルドレン関係の本ばかり読んでいると、
なんか宗教みたいになってくる。

わたしは危険な家族で育った、だから自己肯定感が低い、だから自分を癒さなきゃいけない、だからまずはインナーチャイルドを・・・・

って。私はノイローゼになっちゃう。
ただでさえ元々、真面目なのに。

だってそうでしょ。

こうしたほうがいいよ、って言われたら、
「そうしなきゃいけないんだ」
「そうしなかったら、ダメな人間なんだ」
「わかっているのにできないから、死んだほうがいいんだ」

って、そこまで追い詰めてしまう。

もしかしたら、どこかでこれを読んでくれているあなたも、
そうなんじゃないですか?

だから、そういう意味で、
あくまでツール、と言いました。
捉え方も違えば、使い方も違う、と言いました。

そういうことなんです。
「アダルトチルドレン」という言葉に、概念に、声に、踊らされないで。

それは、何か行動を起こしたい私「が」使う道具にすぎません。
アダルトチルドレンの考え方に沿ったやり方じゃないと癒せないわけじゃない。
でも、気に入ったなら使えばいい。
その程度です。

私にとって、アダルトチルドレンというのは
「自分のつらさをOKしてあげるための道具」です。

アダルトチルドレンの考え方に出会わなければ、
私はまだ、家族を恨む気持ちすら認められず、
「いい子になれない自分」を今よりもっともっと責めていたと思います。

出会えたこと、とても感謝しています。

だから、より多くの苦しんでいる方に、知ってもらいたいです。

「あなたのせいじゃない」と伝えたい。

「感謝しなくていい、恨んでいい、怒っていい」と伝えたい。

私にとってアダルトチルドレンは、こうした想いを伝えるツールにもなっていきそうです。


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