コメント

日本人の信仰などに関して、なんとなく感じることを。

1.輪廻について

↓この質問板はとても面白かったです↓

なぜ日本人は輪廻転生を受け入れず、「みんな死んだら仏様」という考え方に飛びついたのか?

まず質問者のレベルが高くて、どんどん意見を掻き分けて核心に迫っていくんですよね~

こういうのが、ネットの有効活用ですよね。

でも、読み終わっての感想は、まず質問者の輪廻に対するイメージって

日本人のもつ輪廻のイメージと違うんじゃないかと。

質問者は「おじいちゃんの生まれ変わりだよ、と言いながら位牌に手をあわせたりする」

みたいに表現してる。

これはたしかにそう!

他にも、「お盆にご先祖様が帰ってくるなら、その間生まれ変わりの人は仮死状態なのか」

って。

面白い(笑)

ここで思うのは、日本人の輪廻感て、そういうものではない。

1個の魂が、器と器の間を行き来する感じじゃない。

もっと、ボーダレスな感じ(笑)

質問自体が言ってるように、死んだら「仏様」になって

その「仏様」ってのは「神様」で

しかもその「神様」は八百万の神で、神というよりは精霊に近いものだと思う。

キリスト教的な観念だと、天使にも近いかもしれない。

直線的時間上から離れる、と言ってもいいと思う。

「仏様」はこの世でおこったすべてのことを同時に直接体験できる。

魂はカタマリとして浮遊するんじゃなくて、空気みたいにあまねくこの世に満ちる。

だから、こっちに居るからあっちに居ない、という感覚はない。

生まれ変わる、というのは、いわば意味づけで

「あなたの歩いた石にはあなたの魂が宿る」

みたいなことの人間版。

「おじいちゃんが生まれ変わった赤ちゃん」というのは、

おじいちゃんそのものではなくて

おじいちゃんと”ワタシ”を媒介するものとして赤ちゃんを意味づけているだけ。

「おじいちゃんの生まれ変わりだよ、と言いながら位牌に手をあわせたりする」

のは、いい加減なことを言っているわけではなくて、

”ワタシ”にとってはこの子はおじいちゃんの生まれ変わりのような存在であるから

大切にします、とか、お守りください、とかいうことを

「仏様」に伝える言葉。

「お盆にご先祖様が帰ってくる」のは、仏様となっていたご先祖様が

その期間だけ「人間の魂」に戻って家族の元へ帰ってくるイメージ。

私の、輪廻に対する感覚はこんな感じです。

だから結果的に

「輪廻を受け入れずみんな仏様という考えにとびついた」

という見解は正しいな、と思うわけですが・・・・。

質問の真意である、その理由については正直知識が乏しすぎてわかりません(笑)

ただ、回答の中でも書かれていたように、

一般庶民の仏教は本来の仏教ではなく

「唱えれば救われるよ」という簡易化された教えの新しい宗教である

ということは間違いないのでは。。

本来の仏教の儀式・行事・用語は形式的に広まったものの、

教え自体は浸透していない、というただそれだけな気がします。

不思議がることはないような気もしてきます。

本来の仏教は政治の道具・裕福層のたしなみ・自己実現のひとつの方法として

一部の人々に根付いたものと私は思います。

やはり日本人のベースには古来よりの神への信仰があると思います。

外国の神として入ってきた仏教は、

拝みやすい仏様だとか観音様だとかの対象だけをまず受け入れられ、

根本の思想や宇宙に関する考え方などはあくまで学問・政治術という認識が強かったんじゃないかと。

いわばどうでもいいんですよ、思想の中身なんて。

「ありがたい」「おそろしい」ということさえ感じれば、

たぶん日本人は拝んでしまう。

ところで今さらですが

「輪廻を受け入れずみんな仏様という考えにとびついた」

という表現は、なんだか嫌ですね。

輪廻を信じるのが崇高なことで、みんな仏様という考えが卑しいというようなニュアンスがありますよね。

信教に優劣はありませんよ。

優劣ではなく、稀有だというニュアンスを出したかったのかもしれませんが、

それだったらはっきり言って失敗ですぜ。

質問の答えにはなってないですけど、感じたことは以上です。

ちょっと色々書きたい(2)

AD

同じテーマ 「日記」 の記事

最近の画像つき記事

 もっと見る >>

コメント

[コメントをする]

コメント投稿





AD


Amebaおすすめキーワード