ここがウィネトカなら、きみはジュディ

そして。

 

『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』

 

ですね。

 

これは時間SFの短編集ですが

 

セレクトが素晴らしいです。

 

本編の前についている編者のコメントが、

 

期待と余韻をより高めてくれます。

 

あと、ロマンス要素がとても強くて女性におすすめです( ´艸`)

 

SFというと少年みたいなイメージですが、

 

描写も繊細ですし、登場する色彩も美しいです。

 

すごく血の通った、あたたかみのある作品ばかりです。

 

ところでSFというのはサイエンス・フィクションということで

 

私はファンタジーとは全く別物だと思っています。

 

ファンタジーと同様に想像力もさることながら、

 

深い学識に根ざした創造力がSFの魅力です。

 

しかも単なる、夢や希望の創造ではなくて

 

どこか悲痛な、人生への問いかけによる創造です。

 

数学で、何かを仮定して証明してゆく、という行為に似ているかもしれません。

 

SFの大きな特徴は、そこに現実と同じルールがあること。

 

つまり、ピンチになったら奇跡が起こる、とか

 

なぜか魔法使いが現れる、ということがなく

 

証明が行き詰ったらそこで終わり。

 

無理な仮定は通用しないということです。

 

そのルールの中で、いかに自由な発想ができるかというのが

 

すごく面白いところです。

 

よくできたSFをよむと、なんて頭が良い作者だろう・・・とうっとりしますラブ

 

ストーリは単なる比喩ではなく、現実のひとつの形として命を持ち、

 

現実の理を教えてくれます。

 

大好きなジャンルです^^


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